一昨日、新聞と雑誌は置き換わりうる、という記述を記事中に書いたが、その次の日に「現在発売されているいくつかの雑誌がリーズナブルに電子媒体で提供される」というニュースが伝わってきた。
iPhoneやiPadで新聞・雑誌が楽しめる「ビューン」発表 - 6月1日提供開始
ソフトバンクグループのビューンは31日、iPad/iPhone/iPod touchおよびソフトバンク携帯電話向けに、新聞、雑誌、テレビニュースなどのコンテンツを配信するサービス「ビューン」を提供すると発表した。
このサービスでは30以上の雑誌を月額450円(iPadの場合)で見ることができる。
内容が、主要記事のものと大半記事のものがあるそうなので、紙媒体で読んでいた読者がたくさんシフトするとは考えにくいが、紙から電子媒体への移行の第一歩のように僕には見えた。
出版社はともかく、印刷会社や書店は戦々恐々だろう。こういう流れが進んでいけば、書店で売れる雑誌は付録付き雑誌ぐらいしかなくなってしまうのではないだろうか。
あとは、駅の売店なども、売上が落ちる気がする。タイムリーな雑誌や新聞は駅の売店で買われる部数が多いはずである。
もっとも、読者層を今まで以上に増やし、紙媒体で購入する人間を増やす可能性だってあるわけで、まだ結論を出すには早すぎるだろう。今後の動きに要注目である。
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ホン | 10:00 AM |
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ホン | 02:30 AM |
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読後感としては、一般向けに書かれていることもあって、読み応えの割に特に突っかかることなくサクサク読み進めることができた。
この本は、製薬会社の売上の大部分を占める医薬品の特許が2010年前後に切れる「2010年問題」についての本である。
そもそも医薬品とは何故効くのかから始まり、創薬(薬を作る)にはどれだけの多大なコストがかけられているのか、副作用は何故起きるのかなどが分かりやすく書かれ、身近な医薬品についていかに無知であるかを思い知らされる。
この感覚は、
著者のホームページにある「有機化学美術館」というコンテンツを読んだ時に感じたものと似ていて、この専門家とそうでない人間とをうまく結ぶような伝え方は、あまり他に例を見ないものだと思う。
後半部分は、多大なコストをかけて作られた少ない製品が莫大な利益を生みだすという、特異な医薬品業界について述べた後、新薬が生まれなくなっている現状を書いている。起きる割合が極少ない副作用にとらわれて登録を抹消されてしまった医薬、高額な投資をしても生まれない新薬、そして迫る特許切れなど、この業界における少し理不尽とも言えるような現状が、この文章から伝わってくる。
リスクを恐れるあまり全体の利益を失ってしまうのは、「副作用が起こってしまったら・・・」と考えると、感情としては理解できる。しかし、リスクを恐れずに使うことで数字上では多くの人間を救え、そして医薬品会社は利益を得る。頭では理解できても、社会全体にこの考えはなかなか浸透しないだろう。
医薬品に関する様々なありがちな誤解なども解きつつ、全く知らない人間にも医薬品業界の現状とこれからの課題が分かりやすく伝わる良書だと感じた。
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ホン | 02:15 AM |
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