一昨日、新聞と雑誌は置き換わりうる、という記述を記事中に書いたが、その次の日に「現在発売されているいくつかの雑誌がリーズナブルに電子媒体で提供される」というニュースが伝わってきた。
iPhoneやiPadで新聞・雑誌が楽しめる「ビューン」発表 - 6月1日提供開始
ソフトバンクグループのビューンは31日、iPad/iPhone/iPod touchおよびソフトバンク携帯電話向けに、新聞、雑誌、テレビニュースなどのコンテンツを配信するサービス「ビューン」を提供すると発表した。
このサービスでは30以上の雑誌を月額450円(iPadの場合)で見ることができる。
内容が、主要記事のものと大半記事のものがあるそうなので、紙媒体で読んでいた読者がたくさんシフトするとは考えにくいが、紙から電子媒体への移行の第一歩のように僕には見えた。
出版社はともかく、印刷会社や書店は戦々恐々だろう。こういう流れが進んでいけば、書店で売れる雑誌は付録付き雑誌ぐらいしかなくなってしまうのではないだろうか。
あとは、駅の売店なども、売上が落ちる気がする。タイムリーな雑誌や新聞は駅の売店で買われる部数が多いはずである。
もっとも、読者層を今まで以上に増やし、紙媒体で購入する人間を増やす可能性だってあるわけで、まだ結論を出すには早すぎるだろう。今後の動きに要注目である。
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ホン | 10:00 AM |
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