ゲド戦記という、ファンタジーがある。
ここでは、映画化されたものは置いておいて、本来の原作のゲド戦記、それも1巻の「影との戦い」の話。
ゲド戦記は、アースシーという世界を舞台に、魔法使いゲドの人生を追っていったファンタジーだ(という理解だけれども、間違っているだろうか?)。
1巻では、若いゲドが魔法使いとして開花し、自惚れと才能と見栄とが混ざり合う中、禁止された術を使い、恐るべき「影」をうみ出してしまう。
影は、ゲドに苦痛を与え、力を奪う。逃げても逃げても追ってくるのである。
何度も対峙し、ギリギリのところで難を逃れる。
しかしそれを繰り返したある時、ゲドは敢えて影に向かっていく。すると、影は逆に逃げていくのである。
最終的にどうなったかは割愛するが、この影とのやりとりと似たものが、どうも自分自身の心の中にあるように最近思えてきた。
様々なものから逃げ、しかし完全に逃げきることは出来ないが、敢えて向かっていくと逆にその恐怖を制圧出来る、と。
それこそまさに自律であり、今の自分に足りないものだということに、気づいてきた。
楽な方へと流れていく弱い精神は、苦痛からの脱出を狙っているものだ。
逃避と言い換えてもいいが、これはなかなか逃げきることは出来ない。大抵はどんどん迫ってくるのだ。
やはり一度対峙して、自分から向かっていかないと、解決は出来ないのだろうなと、思う。
うまくは言えないが、そうではないだろうか。。
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イツモノ | 01:27 AM |
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